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結婚指輪の金とプラチナは値下がりしたのか|2026年9月の月平均は高値からプラチナ27%・金13%安いが、1年前より3割前後高い(田中貴金属)

結婚指輪の素材である金とプラチナは、値下がりしたのか。答えを先に書くと、2026年の高値からは下がっていますが、1年前と比べるとプラチナは31.9%、金は26.0%高い水準です。

田中貴金属工業が公表している参考小売価格(税抜・1グラムあたり)の月平均で見ると、プラチナは2026年1月の12,615円から、9月は9,168円(27.3%安い)、金は2026年2月の25,137円から、9月は21,953円(12.7%安い)でした。一方、1年前の2025年9月と比べると、プラチナは6,952円から31.9%、金は17,429円から26.0%高くなっています(割合は編集部計算・2026年10月9日確認)。

高値からの下がり方も、1年前からの上がり幅も、プラチナのほうが大きくなっています。この記事では、その根拠になる月ごとの実数と、結婚指輪の価格との関係で分かっていることを並べます。価格の見通しは扱いません。

金とプラチナの2026年9月の月平均。プラチナは9,168円で1月から27.3%安、金は21,953円で2月から12.7%安
出典
田中貴金属工業「月次プラチナ価格推移」「月次金価格推移」
使った値
参考小売価格(税抜)の月平均・1グラムあたり
プラチナ 2026年9月
9,168円(1月の12,615円から27.3%安)
金 2026年9月
21,953円(2月の25,137円から12.7%安)
1年前との比較
プラチナ+31.9%/金+26.0%
確認日
2026年10月9日

月平均で見る金とプラチナ(2025年8月〜2026年9月)

田中貴金属工業の月次の価格推移から、14か月分の月平均を並べました。

年月プラチナ金金はプラチナの何倍
2025年8月6,462円16,020円2.48倍
2025年9月6,952円17,429円2.51倍
2025年10月8,021円19,836円2.47倍
2025年11月7,945円20,454円2.57倍
2025年12月9,554円21,716円2.27倍
2026年1月12,615円24,292円1.93倍
2026年2月10,820円25,137円2.32倍
2026年3月10,746円25,116円2.34倍
2026年4月10,597円24,396円2.30倍
2026年5月10,379円23,560円2.27倍
2026年6月9,192円22,137円2.41倍
2026年7月8,666円21,479円2.48倍
2026年8月9,278円22,660円2.44倍
2026年9月9,168円21,953円2.39倍
田中貴金属工業「月次プラチナ価格推移」「月次金価格推移」の参考小売価格(税抜・1グラムあたり)の月平均より編集部作成(2026年10月9日確認)。倍率は編集部が計算しました。※スマートフォンでは横にスクロールできます

表から分かることは3つです。

  • この14か月でいちばん高い月平均は、プラチナが2026年1月(12,615円)、金が2026年2月(25,137円)で、高値をつけた月が違います
  • どの月も金のほうが高く、2026年9月は1グラムあたりプラチナの2.39倍でした
  • 2026年8月は7月より上がり、9月はどちらも8月より下がりました(プラチナ8,666円→9,278円→9,168円、金21,479円→22,660円→21,953円)

2026年の高値からどれだけ下がったか

金属2026年でいちばん高い月平均2026年9月の月平均変化
プラチナ12,615円(1月)9,168円−27.3%
金25,137円(2月)21,953円−12.7%
田中貴金属工業の月次の価格推移(参考小売価格・税抜・1グラムあたり)より編集部計算(2026年10月9日確認)。※スマートフォンでは横にスクロールできます

日ごとの店頭小売価格(税込・各日9時30分公表)でも見てみます。2025年11月から2026年10月までの表示期間では、プラチナは2026年1月26日の15,292円が最も高く、10月8日は9,306円(39.1%安い)、金は2026年3月3日の29,969円が最も高く、10月8日は23,105円(22.9%安い)でした(割合は編集部計算)。

月平均(税抜)と日ごとの値(税込)は、税の扱いと集計の仕方が違います。同じ表に並べて比べることはできないので、それぞれの中で見てください。

1年前・2年前との比較(9月の月平均)

金属2024年9月2025年9月2026年9月1年前から2年前から
プラチナ4,512円6,952円9,168円+31.9%2.03倍
金11,863円17,429円21,953円+26.0%1.85倍
田中貴金属工業の月次の価格推移(参考小売価格・税抜・1グラムあたり)より編集部計算(2026年10月9日確認)。※スマートフォンでは横にスクロールできます

2026年9月の月平均は、2年前の2024年9月と比べるとプラチナが約2倍、金も約1.85倍です。「値下がりした」と言えるのは2026年の高値と比べた場合で、1年前・2年前と比べれば高い水準にあります。

結婚指輪の価格とは同じ動きをしない

ここまでの数字は地金(純度の高い金・プラチナ)の小売価格です。結婚指輪の価格とは、次の点で違います。

  • 結婚指輪は合金でできている——たとえば「プラチナ950」はプラチナの割合が95%、「K18」は金の割合が75%です。指輪の価格には、素材のほかにデザインや加工の費用も含まれます
  • 指輪の値上げの時期は、ブランドで違った——2026年にブライダル商品の価格改定を公式に告知した3社のうち、ケイウノはプラチナの月平均がいちばん高かった1月(28日)と4月に改定し、BLOOMとL&Co.は4月に改定しました(→結婚指輪の値上げはいつから?2026年の公式の告知の一覧)
  • 値下げの告知は見当たらなかった——2026年10月14日に確認した3社(BLOOM・L&Co.・ケイウノ)のお知らせ一覧に、値下げの告知は見当たりませんでした
  • 先の価格は分からない——田中貴金属工業が公表しているのは過去から当日までの価格で、この記事でも将来の価格は予想しません

金とプラチナのどちらを選ぶかを価格で比べるなら、地金の1グラムあたりの値段ではなく、検討している指輪そのものの価格を、同じ日に各ブランドの商品ページで比べるほうが確実です。

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よくある質問

金とプラチナは値下がりしましたか?
2026年の高値と比べると下がっています。田中貴金属工業の参考小売価格(税抜)の月平均で、2026年9月はプラチナが1月から27.3%、金が2月から12.7%低い水準でした。ただし1年前の2025年9月と比べると、プラチナは31.9%、金は26.0%高くなっています(2026年10月9日確認・割合は編集部計算)。
金とプラチナ、今はどちらが高いですか?
地金の1グラムあたりの価格は金のほうが高く、2026年9月の月平均で金は21,953円、プラチナは9,168円でした(税抜)。金はプラチナの2.39倍です。ただし結婚指輪の価格は、合金の割合やデザイン・加工の費用で決まるため、この倍率がそのまま指輪の価格差になるわけではありません。
地金が値下がりしたら、結婚指輪も安くなりますか?
同じように動くとは限りません。2026年に価格改定を告知したブライダルブランド3社のうち、ケイウノはプラチナの月平均がいちばん高かった1月と4月に、BLOOMとL&Co.は4月に改定しました。プラチナはその後下がりましたが、2026年10月14日の時点で3社のお知らせ一覧に値下げの告知は見当たりませんでした。購入前には、各ブランドの商品ページで最新の価格をご確認ください。

出典

本記事の価格は、上記の公式サイトの記載を確認日時点で書き写したものです。割合と倍率は、編集部が公表値から計算しました。地金の価格は毎日変わり、結婚指輪の価格とは同じ動きをしないため、購入前に必ず各ブランドの公式サイトや店頭でご確認ください。当編集部は結婚相談所・式場・ジュエリー各社の関係者ではありません。